思っていた以上の激しいお人形の動きに目が離せませんでした。
実は、昔、こどもの頃、原っぱに"どんどろ"のテントがきていて、それをある日垣間見たのが、おそらくは人生で初の人形と人間の合致したとこ?
を見た瞬間で、そのときは恐怖におののき家に飛んで帰ったのです。
今日は大人として?観た"文楽"
義太夫(語りと、人形のセリフを全部一人で演じる元祖声優?)ばかりに目が初めは行くのですが、
いつの間にか、気づくと人間より人形の世界に入っていくのです。
この世のものとは思えない空間を体験している何か?あの感じが、、、実はベリーダンスと似ている?!引いているようで出ている、出ているようで引いている、、、
嵌りそうです💘
更に"文楽"が不思議なのは、人間と、お人形の距離感、質感が、同時に同じ場所にあることでした。
人の汗、殺しているであろう息づかいから、吐息、足踏み、人形と共に籠を担いだり、
切腹する!😱大技、がある、でも人形使いは喋らない!!
そうだ!"喋らない"だから"舞"っぽいのだ‼
三人の人が一体のお人形を操るのですが、1人は顔出ししている普通のおじさん(何十年ものプロですが)のまんまのお顔で、人形使いとして、舞台におられるわけです。
想像を遥かに越えたものでした。
舞台の左右上方向には、簾越しに隠れ三味線、太鼓など、生オーケストラがいて、
義太夫による生アフレコで、舞台上の人形浄瑠璃が全て成り立つという、
歌舞伎の元のお人形さんたち。
はっきりいって、あの大がかりな素晴らしいザ・セット回転しやがれ的な(舞台背景)から、人形はじめ小道具をみてたら、予算成り立ってないだろうなと思った。m(_ _)m
どれもが素晴らし過ぎて、、、。
話戻すと、
だって、歌舞伎のほうが倍くらい高い。(お弁当じゃなくてチケット)
初めはお人形だったのに、同じ演目を、人間が演じたらやっぱり人間のほうが人気者になったのか。
うーん、深い、、、。
そしてそして、
人形使いで足だけをやってる黒子のステップ?が、とてもロマでした!!
これぞほんとのMan in the black!!!![黒子を翻訳するとこういうの]でした。
読んでくださりありがとうございました。
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